９月は、頭頸部の各筋に対するリラクゼーションおよびストレッチングの勉強会を開催しました。
後頭下筋群などの頭部後面の深層筋は、多くの固有感覚受容器を有しており、これらの機能不全によって、姿勢不良のみならず眩暈や頭痛などの症状を引き起こすこともあると言われております。
また、生活期で頻出する嚥下不良(誤嚥)においても、頭頸部のアライメントの関与は大きく、評価ポイントとして重要な胸鎖乳突筋にフォーカスして、視診や触診・ストレッチングについて議論を深めております。
これらの経験を、実際の訪問リハビリの現場で活かせるよう図ってまいります。
